時間というものは、無慈悲である。
泣いて喚いて待ってくれと言ったって、老いも若きも老若男女も関係無く、等しくそれらから残り時間を奪って行く。
だからと言って、僕たちは希望を安易には捨てない。
ギリギリまで粘って、どんな苦境だってきっと乗り越えてみせる。
今回、4ヶ月以上前から活動していたというのに、「これ本当に間に合うの?」という言葉が囁かれる当文芸サークル「筑波大文妄」。オンスケジュールならば、印刷予定日だった今日、不揃いの原稿とデータを前に頭を抱える。
けれど、誰かが嘯く。結局、僕たちははみ出し者だ。だから、そんな僕たちがやっているサークルがこんな足並み揃わない状況だって不思議じゃあない。むしろ、僕ららしいじゃないか、と。
執筆陣
執筆陣は、以下の通り。
最後に、文学フリマのサークル紹介から引用しよう。
眩しい青春小説を前に、僕達は頭を抱えた。僕らの学生生活は、等身大では心が荒む。
非力な僕らにはできるのは、もはや妄想だけだった。未知なる世界へ羽ばたく翼を、折れた心から削り出し、今僕たちはエンタメ文学へと飛翔する。
心から抉り出した灰色青春作品集「文妄 vol.4」
等身大の僕らの人生から、心から抉り出した「文妄 vol.4」。
2012年11月18日(日)、東京流通センターにて開催される「第十五回文学フリマ」F-21ブースにて。
なお、原材料の高騰を受け、頒布価格は50円ということになりそうです。
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