第23回文学フリマ「家族 ~君に贈るアガペー~」大文妄参加告知。

「さすがに今回は見送ろうか」
主催者の口から、初めて聞いた弱音。

三十路を目前にした僕たちは、それぞれの人生を歩み出していた。仕事、恋愛、結婚…… 縁遠いモノもあれば、離れたくても離れられないモノもある。忙しい生活を送り、すっかり「文学」できなくなっていた。

ふと誰かが口にした「僕たちに足りないモノは何だろう。」
愛、お金、休息、車、猫…… 無数に挙がった足りないモノの中で、僕らみんなが見失いつつあったモノ……

今回は、「家族」をテーマとした冊子を頒布します。
冊子が無事仕上がるかどうかは、まだ不明ですが、まあ、たぶん、いつものように当日午前6時には刷り上がることでしょう。文学フリマで僕らの「家族」と会ってください。(外面と中身の一致は保証いたしかねます。)

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概要

開催日 2016年5月1日(日)
場所 東京流通センター 第二展示場
ブース 第一展示場 B-28
サークル名 大文妄
タイトル 「君に贈るアガペー」(妄点 vol.11)
頒価 50円  (50円硬貨を準備していただければ幸いです)

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第22回文学フリマでは、頒布冊子「妄点」は記念すべき第10号。
大台に乗ったぼくらの冊子は、きっと5/1(日)のTRCで頒布されていることでしょう。

 

原稿紹介

今回の号で収録されている作品たちから、ほんの少しだけ紹介したいと思います。

「雪の降る街」井上大和

耳が凍りつくような青い静寂が、僕の眼前にに永遠の時間を投影している。

「二つ目の実家」 えむばーど

ふらりと入った居酒屋があった。

「人柱と精神科」菱野隆弘

お世辞ではなく、しかし身内贔屓ではあるかもしれないが、うちの姉ちゃんは可愛いと思う。

「猫エッセイ(仮)」えむばーど

文フリ前日16:00現在、絶賛執筆中!!

「猫といっしょ」やおいやおい

猫だ。今年三歳になる。僕が大学浪人中に飼い始め、目も開かない頃から育てた。

「家族の肖像」ぺたへるつ

「ちょっと、でかけてくる」そう言い残して、父は遠く離れた九州へと旅だった。

状況

11/22(火)

11/22(火)16:40、太陽村印刷所上空は、やや曇り。

「猫エッセイ一つ書きたいとは思っていたけど、間に合うかなぁ……」
「隣の県まで夕飯行ってくるけど、現実逃避じゃないよね……」
主催者がいつになく弱気になっていますけれども、たぶん、大丈夫!

カテゴリー: announce

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