猫ってすごいと思う。だって、可愛いって言葉そのものを表現した存在なのだから。
今回は、そんな完璧そのものの猫とSFを掛け合わしたテーマの冊子を頒布します。
冊子が無事仕上がるかどうかは、まだ重ね合わせの状態にあります。文学フリマでぼくらを観測し、状態を確定せよ。
概要
開催日 | 2016年5月1日(日) |
場所 | 東京流通センター 第二展示場 |
ブース | 第一展示場 エ-24 |
サークル名 | 大文妄 |
タイトル | 「猫とSF(仮)」(妄点 vol.10) |
頒価 | 50円 (50円硬貨を準備していただければ幸いです) |
第22回文学フリマでは、頒布冊子「妄点」は記念すべき第10号。
大台に乗ったぼくらの冊子は、きっと5/1(日)のTRCで頒布されていることでしょう。
原稿紹介
今回の号で収録されている作品たちについて、簡単に紹介したいと思う。
「傘」井上大和
街ですれ違うあらゆる人を覚えてはいないよ うに、僕もいずれ彼女のことを忘れてしまう。
「BB弾を集めなくなったぼく」 えむばーど
BB弾を集めていた。ぼくがまだ小学生で低学年の頃 だ。
「転生」菱野隆弘
「あなたは猫には向いていませんね」病院の転生科で告 げられたその一言が、僕の心をひどくえぐった。
「きっと猫になる」えむばーど
ある日、僕は猫になることを覚悟した。
「えむえむぶろぐ閉鎖のお知らせ」やおいやおい
知ってるか? いや、知ってても知らなくてもいい。 俺は疲れたおっさんだ。ヒューマンの女子高生でも、ベ ラ星系人でもない
「ぼくと本屋」
学生時代に通い詰めた本屋が近々潰れる、との話を耳にした。
「鹿の精子」菱野隆弘
「鹿の精子か? クズポッターお前もしかしてそれを飲 んだら自分の人生劇的に変わるはずとか思ってねえだろ うな」
『はつ恋』の思い出
誕生日が嬉しくなくなって久しいが、 その晩、郵便受けを開けると思わぬプレゼントが潜んでいた。
状況
4/28(金)
4/28(金)、雲一つない晴渡る空のもと、僕たちは部屋に引きこもってキーボードを打つ。
「文フリ何書こう……」「5/1(日)ってどういうことだよ、今日知ったよ……連休最終日じゃないの……」
そんな幻聴が聞こえてきたけれど、きっと気のせいだ。
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